【2023年6月】NISA口座のインデックス投資結果

投資

 昨年、NISA口座としての積み立てを始めて、今年は2年目です。

 1ヶ月ごとの積み立てや評価額の増減をウォッチして、インデックス投資が本当に増えていくのかを確認する記事です。インデックス投資も色々とありますが、私は国際分散投資をしています。

 6月は、債務上限問題が終わり、再び利上げ懸念とのにらめっことなりましたが、概ねプラスとなりました。

この記事がオススメな方

・国際分散投資が儲かるのか、確認したい方
・「米国しか勝たん!」と思っている方。たぶん米国が勝ちます。笑

インデックス投資のアセット割合

 以下の割合で、インデックスファンドを購入しています。

アセット毎月購入額割合
国内株式20,000 円20 %
外国債券30,000 円30 %
外国株式40,000 円40 %
国内リート5,000 円5 %
外国リート5,000 円5 %
合計100,000 円100 %

 
 国際分散投資の場合、世界のGDP割合などをもとにお金を分散していくので、日本の割合は10%未満になりますが、私は日本に引きこもるので、国内資産を多く持つことにしました。

 また、国内債券は保有しておらず、日本分は25%です。

投資結果(サマリー)

 期間は2023年6月1日〜2023年6月30日。合計の含み損益は12.38%プラスとなりました。先月からは5.99%プラスです。

積立額(円)5月評価額(円)6月評価額(円)月の増減(%)全体の増減(%)
国内株式357,728387,378.12437,978.84+7.73+22.43
外国債券541,564525,195.04577,309.40+3.94+6.60
外国株式678,964685,386.05778,356.59+7.37+14.64
国内REIT88,83783,596.3988,126.64-0.51-0.80
外国REIT92,90784,593.9096,148.00+7.26+3.49
合計1,760,0001,766,149.501,977,919.47+5.99+12.38
各資産の積立額、評価額と増減


投資結果(2023年1月〜2023年6月の推移)

 続いて、年初からの推移です。

積立額と時価総額の推移

 積立額は、毎月10万円ずつ増えていきます。
 ただ、昨年5月に40,000円積み立てた国内債券を売り切ったため、キリの良い数字にはなりません。

 積立額と比較し、時価総額がどのように変化するか、グラフで確認してみます。

全資産の積立額と評価額


 6月も順調で、次の積立で200万円の大台です。
 また、含み益が10%を超えてくると、かなり差が開いてきますね。

各アセットの損益

 各アセットの損益グラフです。
 国内債券については、仮に買っていたらというシミュレーションです。

NISAで運用した各投資信託の損益(%)


 全体は黒線で、無駄に太いやつです。
 国内REITを除くと、全体的に先月より上昇していますが、国内株式の上昇が目立ちますね。

日本市場は好調だったが

 4月、5月に続き、6月も好調でしたが、落ち着いてきた印象もあります。

 日経平均は6月末時点で 33,189.04円。1ヶ月の上げ幅は、2,298.56円。先月も先々月の上昇幅を大幅に上回りましたが、今月はさらに上回りました。

 年初から上昇が続いていて、6ヶ月連続の上昇は約10年ぶりだそうです。

 一方で、6月下旬からは大きく下げるようにもなりました。先月までは、米国市場が上がったら日本市場は上がるし、米国市場が下がっても、米国株の代わりに日本株を買え〜という感じで資金流入しているように見えましたが、直近では例年どおり、米国市場と連動して下がるようになってきました。

 ニュース記事を見ると、利益確定売りの影響というものが多かったように思いますが、その場合7月以降はどうなるのでしょうか。

 米国のインフレが収まりつつあるようなので、米国市場の恩恵を受けられるのか、どうか。予想しても当たらないので、淡々と積み立てていくだけですが。

米国は金融不安から債務上限問題へ

 一方で米国は、6月上旬に債務上限に関する法案が可決され、米国債のデフォルトは避けられました。

 また6/13,14のFOMCでは市場予想どおり利上げはなし。年内の0.25%利上げ予定が2回と、市場予想の1回を上回ったということはあったものの、FRB議長発言がタカ派ではなく、市場にはプラスに働きました。

 マイクロソフトとアップルは上場来高値で、後者は時価総額が3兆円。エヌビディアも時価総額が1億円となるなど、2021年の好調時が少し垣間見える月となりました。

 S&P500 の銘柄のうち、約9割の銘柄が上昇したこともあり、5月のバタバタと、6月の復活が対照的です。

 来月は、7/25、26にFOMCが予定されています。本記事執筆時点(7/16)では、6月のCPI、PPIなど経済指標が市場予想を下回り、7月が最後の利上げになるのではないか、とも言われるようになりました。今月もFRB議長発言は注目ですね。

終わりに

 今回は、2023年6月の結果でした。

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