昨年、NISA口座としての積み立てを始めて、今年は2年目です。
1ヶ月ごとの積み立てや評価額の増減をウォッチして、インデックス投資が本当に増えていくのかを確認する記事です。インデックス投資も色々とありますが、私は国際分散投資をしています。
6月は、債務上限問題が終わり、再び利上げ懸念とのにらめっことなりましたが、概ねプラスとなりました。
・国際分散投資が儲かるのか、確認したい方
・「米国しか勝たん!」と思っている方。たぶん米国が勝ちます。笑
インデックス投資のアセット割合
以下の割合で、インデックスファンドを購入しています。
アセット | 毎月購入額 | 割合 |
国内株式 | 20,000 円 | 20 % |
外国債券 | 30,000 円 | 30 % |
外国株式 | 40,000 円 | 40 % |
国内リート | 5,000 円 | 5 % |
外国リート | 5,000 円 | 5 % |
合計 | 100,000 円 | 100 % |
国際分散投資の場合、世界のGDP割合などをもとにお金を分散していくので、日本の割合は10%未満になりますが、私は日本に引きこもるので、国内資産を多く持つことにしました。
また、国内債券は保有しておらず、日本分は25%です。
投資結果(サマリー)
期間は2023年6月1日〜2023年6月30日。合計の含み損益は12.38%プラスとなりました。先月からは5.99%プラスです。
積立額(円) | 5月評価額(円) | 6月評価額(円) | 月の増減(%) | 全体の増減(%) | |
国内株式 | 357,728 | 387,378.12 | 437,978.84 | +7.73 | +22.43 |
外国債券 | 541,564 | 525,195.04 | 577,309.40 | +3.94 | +6.60 |
外国株式 | 678,964 | 685,386.05 | 778,356.59 | +7.37 | +14.64 |
国内REIT | 88,837 | 83,596.39 | 88,126.64 | -0.51 | -0.80 |
外国REIT | 92,907 | 84,593.90 | 96,148.00 | +7.26 | +3.49 |
合計 | 1,760,000 | 1,766,149.50 | 1,977,919.47 | +5.99 | +12.38 |
投資結果(2023年1月〜2023年6月の推移)
続いて、年初からの推移です。
積立額と時価総額の推移
積立額は、毎月10万円ずつ増えていきます。
ただ、昨年5月に40,000円積み立てた国内債券を売り切ったため、キリの良い数字にはなりません。
積立額と比較し、時価総額がどのように変化するか、グラフで確認してみます。
6月も順調で、次の積立で200万円の大台です。
また、含み益が10%を超えてくると、かなり差が開いてきますね。
各アセットの損益
各アセットの損益グラフです。
国内債券については、仮に買っていたらというシミュレーションです。
全体は黒線で、無駄に太いやつです。
国内REITを除くと、全体的に先月より上昇していますが、国内株式の上昇が目立ちますね。
日本市場は好調だったが
4月、5月に続き、6月も好調でしたが、落ち着いてきた印象もあります。
日経平均は6月末時点で 33,189.04円。1ヶ月の上げ幅は、2,298.56円。先月も先々月の上昇幅を大幅に上回りましたが、今月はさらに上回りました。
年初から上昇が続いていて、6ヶ月連続の上昇は約10年ぶりだそうです。
一方で、6月下旬からは大きく下げるようにもなりました。先月までは、米国市場が上がったら日本市場は上がるし、米国市場が下がっても、米国株の代わりに日本株を買え〜という感じで資金流入しているように見えましたが、直近では例年どおり、米国市場と連動して下がるようになってきました。
ニュース記事を見ると、利益確定売りの影響というものが多かったように思いますが、その場合7月以降はどうなるのでしょうか。
米国のインフレが収まりつつあるようなので、米国市場の恩恵を受けられるのか、どうか。予想しても当たらないので、淡々と積み立てていくだけですが。
米国は金融不安から債務上限問題へ
一方で米国は、6月上旬に債務上限に関する法案が可決され、米国債のデフォルトは避けられました。
また6/13,14のFOMCでは市場予想どおり利上げはなし。年内の0.25%利上げ予定が2回と、市場予想の1回を上回ったということはあったものの、FRB議長発言がタカ派ではなく、市場にはプラスに働きました。
マイクロソフトとアップルは上場来高値で、後者は時価総額が3兆円。エヌビディアも時価総額が1億円となるなど、2021年の好調時が少し垣間見える月となりました。
S&P500 の銘柄のうち、約9割の銘柄が上昇したこともあり、5月のバタバタと、6月の復活が対照的です。
来月は、7/25、26にFOMCが予定されています。本記事執筆時点(7/16)では、6月のCPI、PPIなど経済指標が市場予想を下回り、7月が最後の利上げになるのではないか、とも言われるようになりました。今月もFRB議長発言は注目ですね。
終わりに
今回は、2023年6月の結果でした。