NISA口座のインデックス投資結果。2022年4月

nisa202204 投資

 今年、NISA口座としての積み立てを始めました(4回目)。

 1ヶ月ごとの積み立てや評価額の増減を確認して、インデックス投資が本当に増えていくのかを確認する記事です。インデックス投資も色々とありますが、私は国際分散投資をしています。

 4月は、ギリギリプラスといった状況です。
 なお、アセット割合について変更しようと思います。

この記事がオススメな方

・国際分散投資が儲かるのか、確認したい方
・「米国しか勝たん!」と思っている方。たぶん米国が勝ちます。笑

インデックス投資のアセット割合

 以下の割合で、インデックスファンドを購入しています。
 基本的に毎月、同じ記載になりますが、今後割合がずれてきた場合は変更になるかもしれません。

アセット毎月購入額割合
国内債券10,000 円10 %
国内株式20,000 円20 %
外国債券30,000 円30 %
外国株式30,000 円30 %
国内リート5,000 円5 %
外国リート5,000 円5 %
合計100,000 円100 %

 アセットの種類については、多くの証券会社で販売されているバランスファンドの8資産を参考にしています。そちらには新興国株式、新興国債券が入っていますが、少しリスクを気にしてやめています。

 国際分散投資の場合、世界のGDP割合などをもとにお金を分散していくので、日本の割合は10%未満になりますが、私は日本に引きこもるので、国内資産を多く持つことにしました。

 変更を考えているのは国内債券で、0%にします。
 現金で持つのか、他のファンドを購入するのか悩んでおり、5月途中に決めたいと思っています。ただ、何かしらでNISA枠を使い切ろうとは思っています。

投資結果(サマリー)

 期間は2022年4月1日〜2022年4月28日。合計の含み損益は+0.38%となりました。先月からは-1.60%です。ほとんど利益を吐き出した状態です。

 実は、先週集計しようか悩んでいて、4/24(日)時点では+2.35%と年初来最高だったのですが、今週でガクッと下がりました。

 まぁ下がった時は積立日和なので、ちょうど良いタイミングで下がってくれたなと思っています。笑

積立額(円)3月評価額(円)4月評価額(円)月の増減(%)全体の増減(%)
国内債券40,00029,707.2739,699.55+0.22-0.75
国内株式80,00061,733.8078,780.85-4.41-1.52
外国債券120,00090,815,96121,542.19+0.38+1.29
外国株式120,00092,476,96119,164.69-3.45-0.70
国内REIT20,00015,235,6920,288.16-0.13+1.44
外国REIT20,00015,983.3022,063.97+3.76+10.32
合計300,000305,952,04401,539.41+0.38-1.60
各資産の積立額、評価額と増減

投資結果(2022年1月〜4月の推移)

 続いて、年初からの推移をグラフにしてみました。

積立額と時価総額の推移

 積立額は、毎月10万円ずつ増えていきます。そちらと比較し、時価総額がどのように変化するか、グラフで確認してみます。


積立額の部分はくっつけてみましたが、どうでしょうか。
自身ではあまりスッキリはしていません。笑

3月末でプラスになった後、増減はあるもののマイナスにはならずに推移しています。ただ、どこかでまたマイナスになることもあるでしょうね。まだ積立額が少ないですから、コツコツと積み上げていくだけです。

各アセットの損益

 各アセットの損益グラフです。

2022年1月〜4月の、NISAで運用した商品の損益(%)


全体は黒線で、無駄に太いやつです。
外国REITが飛び抜けたため、0%のラインが分かりづらくなってしまい、灰色の太線で表してみました。

何点か気づいたことを書いていきます。

国内債券の(低い)安定感

 国内債券(水色)は、-1%〜0%あたりで安定しています。

 先月は「全体のリスクを抑えている」「国内債券も利回りがないわけではない」と書きました。実際そう思っていましたが、以下の図(と記事)を見て考えが変わりました。

出典:ニッセイ基礎研究所「NOMURA-BPI(総合)のリターン悪化の背景」より


 約1年前の記事ですが、固定利付債(年2回など、決まった利息がもらえる債券)のうち、0.2%未満のクーポン(利息)が、2021年2月末時点で30%。その結果、全体的なリターンが下がっています。

 こちらは、国内債券インデックスにも当然ながら反映されており、順調に下がり続けています。

SBI証券より。国内債券インデックスの基準価額


 赤丸の部分は、上の図で2021年2月に最後ガクンと下がった箇所です。その後少し盛り返しましたが、全体的に下がり続けています。

 現状、金利はゼロで継続される可能性が高く、今後も利回りがほとんどない債券の割合が増加し、基準価額は下がっていくと推測されます。

 また、国内債券インデックスは、信託報酬が一番安くても0.132%かかります。価値が下がり続けるファンドに費用を支払うより、利息が(楽天証券の場合)0.1%でも、費用なしで現金を持っていた方が得ですね。

 という、多くの方がすでに気付いていたことに、私は今頃気付きました。笑

国内株式の下落

 国内株式(黄緑)は、月初から下がっていきました。
 4月中旬は少し粘っていた感じもありましたが、月末は力尽きたような感じになりました。

 よく言われることですが、ウクライナ危機が続くことにともなう原材料やエネルギーの高騰、急激な円安、米国の政策に影響される、というあまり先行きが良くない流れのような気がします。

 日本人で、日本円で生活をしていなかったら、現状の日本株式は投資を控えていたかもしれません。意味のないタラレバですけど。

 希望としては、総理が心を入れ替えて、投資がしやすい環境になるのが一番なんじゃないかとは思うんですけどね。

外国株式の下落

 外国資産のうち、外国株式について最終週マイナスとなりました。

 先月時点で、米国短期金利は0.25%の利上げということでしたが、現在は0.5%。本日(5/4)のFOMC会合で、1.0%への利上げが予定されています。

 加えて、メタが好調だったもののアマゾンが赤字決算、アップルもイマイチという状態で、全体としてはガクっと下がって終了となりました。

 4月は割と、金利の影響を受けた感がありましたが、いわゆる「市場の織り込み済み」というのは、発言よりも金利が上がらない前提なのでしょうか(実績ではそのようですが)。果たして5月はどうなるか。

終わりに

 今回は、2022年4月の結果でした。

 日本ではGWで5月1週は2営業日、米国では平常運転。その辺の影響もありながら、5月はスタートします。ウクライナ情勢は、プーチンが勝手に勝利宣言をするのでは?とか言われていますが、まったく予想がつきません。

 そんなときに私ができるのは、資産をコツコツと積み立てることだけ、なのかもしれません。

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