【2023年3月】NISA口座のインデックス投資結果

投資

 昨年、NISA口座としての積み立てを始めて、今年は2年目です。

 1ヶ月ごとの積み立てや評価額の増減をウォッチして、インデックス投資が本当に増えていくのかを確認する記事です。インデックス投資も色々とありますが、私は国際分散投資をしています。

 3月は、SVB破綻などで乱高下しましたが、プラスで終了しました。

この記事がオススメな方

・国際分散投資が儲かるのか、確認したい方
・「米国しか勝たん!」と思っている方。たぶん米国が勝ちます。笑

インデックス投資のアセット割合

 以下の割合で、インデックスファンドを購入しています。

アセット毎月購入額割合
国内株式20,000 円20 %
外国債券30,000 円30 %
外国株式40,000 円40 %
国内リート5,000 円5 %
外国リート5,000 円5 %
合計100,000 円100 %

 
 国際分散投資の場合、世界のGDP割合などをもとにお金を分散していくので、日本の割合は10%未満になりますが、私は日本に引きこもるので、国内資産を多く持つことにしました。

 また、国内債券は保有しておらず、日本分は25%です。

投資結果(サマリー)

 期間は2023年3月1日〜2023年3月31日。合計の含み損益は0.69%プラスとなりました。先月からは0.43%プラスです。

積立額(円)2月評価額(円)3月評価額(円)月の増減(%)全体の増減(%)
国内株式297,728283,097.60312,428.61+3.01+4.94
外国債券451,564413,393.11449,032.61+1.38-0.56
外国株式558,964528,590.82567,415.06-0.35+1.51
国内REIT73,83766,423.0569,419.86-2.77-5.98
外国REIT77,90772,024.1371,771.43-6.67-7.88
合計1,460,0001,363,528.811,470,067.57+0.43+0.69
各資産の積立額、評価額と増減


投資結果(2023年1月〜2023年3月の推移)

 続いて、年初からの推移です。

積立額と時価総額の推移

 積立額は、毎月10万円ずつ増えていきます。
 ただ、昨年5月に40,000円積み立てた国内債券を売り切ったため、キリの良い数字にはなりません。

 積立額と比較し、時価総額がどのように変化するか、グラフで確認してみます。

全資産の積立額と評価額


 3月は、一時はどうなるかと思いましたが、プラスで終わりました。

各アセットの損益

 各アセットの損益グラフです。
 国内債券については、仮に買っていたらというシミュレーションです。

NISAで運用した各投資信託の損益(%)


 全体は黒線で、無駄に太いやつです。
 全体的に上下していますが、REITの下げが目立ちますね。

3月のトピック

 3月は、色々なことがありました(語彙力)。

 3/1に、米長期金利が一時4%台となったところから始まりました。このときは、3月のFOMCでの利上げが、0.25%か、0.5%かで話題になっていました。FRBはインフレをさらに抑えにかかるのか、どうするのか。インフレばかりが話題になっていたところに、急遽爆弾が投下されます。

 3/9に、SVBフィナンシャル・グループが資金調達を発表、と思ったら翌日には傘下のSVB(シリコン・バレー・バンク)が経営破綻。米国の金融株は軒並み下落、12月に日銀が実質利上げを発表してから、順調に伸びていた日本の金融株も下落しました。

 3/14に発表された2月の米CPIは、前年同月比5.5%プラスと市場予想どおり。指標としては8ヶ月連続で下落しました。この頃の市場は、クレディスイスの経営不安で金融株が下げ、UBS買収で上げ、米長期金利が3.3%台になってハイテク株が上げ、といった乱高下を繰り返していました。

 そんな中開催された、3/22のFOMC会合では、結局0.25%の利上げ。
 月初から見ると「0.25%に抑えられた」ということになりますが、この頃には金融不安で利上げがされないのでは、という意見も多く、月末まで不安定でした。

 月間としては、ダウは1.9%上昇、ナスダックは6.7%上昇。
 結果として株式は上昇、金融不安で退避先となった債券も上昇した一方、貸し渋り、貸し剥がしの影響を受けるREITは下落。米国のREIT指数は14年ぶりの低水準だそうです。私はREITの購入比率は合計10%なので高くありませんが、グラフを見ていると下がっているなと感じます。

 今後も状況を注視しつつ、淡々と積み立てていきたいと思います。

終わりに

 今回は、2023年3月の結果でした。

 4月は米国の状況も気になりますが、日銀の総裁が変わります。金利を上げていくのかどうか。植田新総裁の発言には注目したいと思います。

タイトルとURLをコピーしました