【2024年2月】新NISA口座のインデックス投資結果

投資

 2022年1月に、NISA口座としての積み立てを始めて、2年が経過しました。
 2024年からは新NISAがスタート。上限額も変わり、投資を始めた方が多いと聞きます。

 本記事は、1ヶ月ごとの積み立てや評価額の増減をウォッチして、インデックス投資が本当に増えていくのかを確認する内容です。インデックス投資も色々とありますが、私は国際分散投資をしています。

 2月は、経済指標がイマイチだったものの、半導体株の高騰や日本市場の34年ぶり最高値更新により、プラスとなりました。

この記事がオススメな方

・国際分散投資が儲かるのか、確認したい方
・「米国しか勝たん!」と思っている方。たぶん米国が勝ちます。笑

インデックス投資のアセット割合

 以下の割合で、インデックスファンドを購入しています。

アセット毎月に換算した購入額割合
国内株式66,666 円22.2 %
外国債券99,999 円33.3 %
外国株式99,999 円33.3 %
国内リート16,668 円5.6 %
外国リート16,668 円5.6 %
合計300,000 円100 %

 
 国際分散投資の場合、世界のGDP割合などをもとにお金を分散していくので、日本の割合は10%未満になりますが、私は日本に引きこもるので、国内資産を多く持つことにしました。

 もともとは国内債券を10%購入していて綺麗な数字だったのですが、そちらをやめたことでかなり中途半端な数字です。日本分は28%ほどです。

 2024年分に関しては、成長投資枠を一括投資、つみたて投資枠を積立投資(しかできませんが)にすることにしました。

 

一括投資枠

アセット購入額割合
国内株式320,000 円13.33 %
外国債券1,200,000 円50 %
外国株式480,000 円20 %
国内リート200,000 円8.33 %
外国リート200,000 円8.33 %
合計2,400,000 円100 %

 
 債券とリートはつみたて投資枠が使えないため、一括投資枠に入っています。割合は中途半端ですが、一括だと綺麗な金額になります。年初に一括投資をするのは今回のみの予定なので、来年は金額設定が面倒だな〜と。

 当初は、一括投資枠も毎月同じ金額を積み立てる予定でしたが、売り切れずに残っている日本の個別株や、米国の個別株、ETFが一定数残っていて、バランスが株式に偏っている状態です。

 そのため、債券とリートは一括投資して株とバランスさせ、株式は投信を毎月購入しながら、一方で個別株を整理することで、1年かけてバランスさせようと思いました。

 計算して改めて思いましたが、来年も一括投資で埋めた方がラクかなという気持ちも、少しあります。ただ、国の制度に合わせて投資額を無理をするのは本末転倒なので、おそらくやらないと思います。

 

つみたて投資枠

アセット毎月購入額割合
国内株式40,000 円40 %
外国株式60,000 円60 %
合計100,000 円100 %

 
 つみたて投資枠はつみたてNISAと同様、株式主体の投資信託しか購入できません。一説には「国が株式を購入して、そのまま放置してほしいから」という話もありますが、だとすると外国株式も規制しないといけないような気はします。しなくていいけど。

 まぁそれは余談として、国内株式と外国株式を、2つの枠に分けた買い方をしています。こちらは来年以降もそうなりますね。

 

投資結果(サマリー)

 期間は2024年2月1日〜2024年2月29日。合計の含み損益は13.25%プラスとなりました。先月からは3.66%プラスです。

積立額(円)1月評価額(円)2月評価額(円)月の増減(%)全体の増減(%)
国内株式840,128978,212,571,089,125,74+8.89+29.64
外国債券1,940,7642,021,756.012,047,924.62+1.35+5.52
外国株式1,516,6641,651,529.701,815,375.26+5.53+19.70
国内REIT333,537332,668.52316,527.12-4.84-5.10
外国REIT328,907341,997.91348,100.94+1.86+5.84
合計4,960,0005,326,164.715,617,053.68+3.66+9.59
各資産の積立額、評価額と増減


投資結果(2024年1月〜2024年2月の推移)

 続いて、年初からの推移です。

積立額と時価総額の推移

 積立額は、毎月10万円ずつ増えていきます。
 今月から、一括投資後の1/7をスタートとしました。2月以降は毎月同額が積み上がるので、比較にはなるかなという感じです。

全資産の積立額と評価額


 今回、資産の上昇率は3.66%でしたが、金額に直すと約30万円です。金額が増えてくると、1%が大きくなっていくことを実感します。

 それはすなわち、下落のタイミングでこれと逆のことが起きることを意味するので、肝に銘じておく必要がありますね。

各アセットの損益

 各アセットの損益グラフです。
 国内債券については、仮に買っていたらというシミュレーションです。

NISAで運用した各投資信託の損益(%)


 全体は黒線で、無駄に太いやつです。
 今年は、成長投資枠に一括240万円を入れているため、2月以降は国内外の株式しか積立が行われません。積立しない資産は、国内リートのように下がったら下がりっぱなしです。それを受けて「積立投資にすれば良かった」とはまったく思わないので、それは問題ありません。

 ただ、リートが上がっていくためには何かが足りないのだろうなとは思います。特に国内は。

米国市場は半導体株が上昇し、高値更新

 米国は、ダウが2.2%高、ナスダックが6.1%高と続伸しました。

 1月末のFOMCで一度下がったものの、2月はその反動からプラスでスタート。4%台になっていた米長期金利は3.8%台となり、高PER株にとっての追い風に。ハイテク株は決算も好調で買われました。

 その後は雇用統計がイマイチだったり、米CPIが市場予想を上回って前年同月比3.1%上昇したり、米長期金利も4.3%台となったり。通常であれば下落要因ですが、半導体株はお構いなしにグングン上昇。エヌビディアは時価総額がアルファベット、アマゾンを超え、2/21の決算がポジティブサプライズ。それだけAIへの期待が高いということですね。

 なんだかバブルだなぁという感じがしなくもないですが、「バブルは弾けた時に初めてバブルだと分かる」という言葉もあります。変に疑わず、かといって全振りすることもなく、淡々と投資をしたいと思います。

 3月はFOMCがあり、一部で利下げ予想がされていたタイミングでした。いまその予想をしている方は少ないですが、FRB議長の発言は大きく影響することでしょう。発言が想定どおりでも、「想定どおりだった」という理由で上下しますからね。

日本市場は34年ぶり高値。金融緩和は継続

 日本市場は、先月に近い7.9%の上昇。
 34年ぶりの過去最高値は、あらゆるメディアで取り扱われていましたね。3月に入ると、さらに大台を突破するわけですが、それは次回のお話。

 FOMCにて、米国の早期利下げ後退がほぼ確定し、約3ヶ月ぶりに1ドルが150円に。1月に、日銀が金融緩和の継続を決めたことも、追い風となりました。企業業績も好調で、日本でも半導体株が牽引。先月に続き、海外投資家は大幅な買い越しでした。

 実質GDPは2期連続でマイナスですが、株価は好調のようです。

 先月、高値への違和感を書きました。いまも気持ちは変わっていませんが、日経平均の上昇は私に恩恵をもたらしているので、それは素直に喜びたいと思います。

 3月は春闘があり、どのくらい賃金上昇があるかというポイントがあります。ニュースになるような会社はたいてい好業績なので、満額回答があるでしょう。日銀はその回答もふまえ、4月にマイナス金利の解除をするのではという予想もあります。

 以前のバブル期のように、利上げしてはいけないところで利上げをして、現在の上昇に水を差すようなことは遠慮願いたいところです。

 

終わりに

 今回は、2024年2月の投資結果でした。

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