今年、NISA口座としての積み立てを始めました(11回目)。
1ヶ月ごとの積み立てや評価額の増減をウォッチして、インデックス投資が本当に増えていくのかを確認する記事です。インデックス投資も色々とありますが、私は国際分散投資をしています。
11月は、FOMC後のFRB議長会見で下がり、期待されていた米中間選挙でも下がり、どうなるのかと思ったら米CPIが市場予想を下回って急反発。その後失速し、先月からマイナスにはなったものの、プラスで終了しました。
・国際分散投資が儲かるのか、確認したい方
・「米国しか勝たん!」と思っている方。たぶん米国が勝ちます。笑
インデックス投資のアセット割合
以下の割合で、インデックスファンドを購入しています。
アセット | 毎月購入額 | 割合 |
国内株式 | 20,000 円 | 20 % |
外国債券 | 30,000 円 | 30 % |
外国株式 | 40,000 円 | 40 % |
国内リート | 5,000 円 | 5 % |
外国リート | 5,000 円 | 5 % |
合計 | 100,000 円 | 100 % |
国際分散投資の場合、世界のGDP割合などをもとにお金を分散していくので、日本の割合は10%未満になりますが、私は日本に引きこもるので、国内資産を多く持つことにしました。
5月頭に国内債券を売り切って、日本分は25%です。
投資結果(サマリー)
期間は2022年11月1日〜2022年11月30日。合計の含み損益は+1.32%となりました。先月からは-1.00%です。
積立額(円) | 10月評価額(円) | 11月評価額(円) | 月の増減(%) | 全体の増減(%) | |
国内株式 | 220,000 | 205,265.67 | 228,323,58 | +1.15 | +3.78 |
外国債券 | 330,000 | 310,390.07 | 330,280.93 | -3.38 | +0.09 |
外国株式 | 400,000 | 366,528.85 | 406,597.20 | -0.16 | +1.65 |
国内REIT | 55,000 | 50,709.50 | 55,642.29 | -0.25 | +1.17 |
外国REIT | 55,000 | 49,334.32 | 53,112.41 | -2.10 | -3.43 |
合計 | 1,060,000 | 982,228.41 | 1,073,956.51 | -1.00 | +1.32 |
投資結果(2022年1月〜11月の推移)
続いて、年初からの推移です。
積立額と時価総額の推移
積立額は、毎月10万円ずつ増えていきます。
ただ、5月に40,000円積み立てた国内債券を売り切ったため、キリの良い数字にはなりません。
積立額と比較し、時価総額がどのように変化するか、グラフで確認してみます。
11月の積立で、積立額が100万円を超えました。
各アセットの損益
各アセットの損益グラフです。
全体は黒線で、無駄に太いやつです。
先月からプラスだったのは国内株式のみで、全体的に失速したというか、ゼロに近づいている印象です。
NISA積立額100万円突破
11月の積立で、NISAの積立額が100万円を突破しました。
一般NISAは、年間120万円が上限で、毎月積み立てる場合は最大10万円なので、通常であれば10月の積立で100万円になります。ただ、私は5月に国内債券(4万円)を売却したため、11月で100万円超えとなりました。
100万円を超えたことについて、特に喜びはないのですが(毎月、引き落とされるだけですし)、今後も、できれば余裕をもった状態で、毎月積み立てるように家計を整える必要があるなと思いました。
NISA枠は、上手くいけば上限が増えますし、仮にNISA枠を使い切ったとしても、特定口座で続けることになりますからね。
11月も株価は一喜一憂
11月は、色々なイベントがありました。
まずはFOMC会合後のFRB議長会見で、「12月は利上げ幅の減少が見込まれるが、最終的な金利は予定よりも高くなる」という発言がありました。前半の発言は、市場が予想していたもので、そちらを受けて10月は上昇していたのですが、後半の発言で下落。
次は米中間選挙。共和党が上院・下院ともに勝利し、いわゆる「ねじれ議会」になるという市場予想で、選挙前は上昇しました。ただ、上院は接戦(最終的には民主党が過半数)、下院は辛くも共和党が勝利という状況で、期待外れであったのか下落。
これで、米CPIもイマイチだったらお先真っ暗でしたが、前年同月比+7.7%と、市場予想の+7.9%を下回り、大幅反発。その後は月末に向けて、金利に関する発言等で失速しましたが、11月全体として何とか持ちこたえた、という形になりました。
金利の影響なのか、先月から外国債券は3%程度、外国REITは2%程度下落しています。そのタイミングで積み立てられるのは良いですが、金利が上がり切るまでは、上昇してこないんだろうな、と考えています。
全体として、市場が一喜一憂していた1ヶ月でした。
と同時に思うのは、市場が一喜一憂しているのは、それこそ1月からずっとそうだったなとも思います。これらに惑わされることなく、淡々と継続することが大事だと、毎度のことながら思います。
終わりに
今回は、2022年11月の結果でした。
2022年も、あと1ヶ月。
市場が絶好調だった2021年と比べて、2022年は暗い話題の多かった1年でしたが、どのような結末を迎えるでしょうか。