昨年、NISA口座としての積み立てを始めて、今年は2年目です。
1ヶ月ごとの積み立てや評価額の増減をウォッチして、インデックス投資が本当に増えていくのかを確認する記事です。インデックス投資も色々とありますが、私は国際分散投資をしています。
4月は、景気減速、インフレ継続といった懸念を抱えながらも、プラス幅が拡大しました。
・国際分散投資が儲かるのか、確認したい方
・「米国しか勝たん!」と思っている方。たぶん米国が勝ちます。笑
インデックス投資のアセット割合
以下の割合で、インデックスファンドを購入しています。
アセット | 毎月購入額 | 割合 |
国内株式 | 20,000 円 | 20 % |
外国債券 | 30,000 円 | 30 % |
外国株式 | 40,000 円 | 40 % |
国内リート | 5,000 円 | 5 % |
外国リート | 5,000 円 | 5 % |
合計 | 100,000 円 | 100 % |
国際分散投資の場合、世界のGDP割合などをもとにお金を分散していくので、日本の割合は10%未満になりますが、私は日本に引きこもるので、国内資産を多く持つことにしました。
また、国内債券は保有しておらず、日本分は25%です。
投資結果(サマリー)
期間は2023年4月1日〜2023年4月30日。合計の含み損益は2.30%プラスとなりました。先月からは1.61%プラスです。
積立額(円) | 3月評価額(円) | 4月評価額(円) | 月の増減(%) | 全体の増減(%) | |
国内株式 | 317,728 | 312,428.61 | 341,980.54 | +2.69 | +7.63 |
外国債券 | 481,564 | 449,032.61 | 482,480.88 | +0.75 | -0.19 |
外国株式 | 598,964 | 567,415.06 | 614,854.73 | +1.14 | +2.65 |
国内REIT | 78,837 | 69,419.86 | 78,064.72 | +5.00 | -0.98 |
外国REIT | 82,907 | 71,771.43 | 78,507.91 | +2.57 | -5.31 |
合計 | 1,560,000 | 1,470,067.57 | 1,595,888.78 | +1.61 | +2.30 |
投資結果(2023年1月〜2023年4月の推移)
続いて、年初からの推移です。
積立額と時価総額の推移
積立額は、毎月10万円ずつ増えていきます。
ただ、昨年5月に40,000円積み立てた国内債券を売り切ったため、キリの良い数字にはなりません。
積立額と比較し、時価総額がどのように変化するか、グラフで確認してみます。
4月は、順調に増えてくれました。
各アセットの損益
各アセットの損益グラフです。
国内債券については、仮に買っていたらというシミュレーションです。
全体は黒線で、無駄に太いやつです。
全体的に先月より上昇していますが、国内株式はよく上がり、REITは改善しています。
日本市場の好調は続くか
4月は、主に日本市場が好調でした。
日経平均は1ヶ月で668.29円、昨年末からは2,761.94円の上昇。といってもずっと好調だったわけではなく(当たり前ですが)、4/4、5の2日間で800円を超える下落から始まりました。
その後、ユニクロで知られるファーストリテイリングの決算が好調で、株価が反発。加えて、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイが、日本の5大商社株の保有比率を引き上げ。おまけにバフェット氏がわざわざ来日して、「追加投資を検討したい」と日経新聞のインタビューに答えたこともあり、結果として8日続伸。
日銀も植田新総裁になってから、今のところは金融緩和を継続。4/28の金融政策決定会合でも、「拙速な引き締めは2%の物価目標を実現できなくするリスクの方が大きい」と金融緩和を継続する姿勢を示し、買い材料となりました。3月に大きくマイナスとなった国内REITは、株価好調や日銀の金融緩和継続で大きく上昇。プラ転も見えてきました。
上記のとおり4月は好調でしたが、5月も続くか。
5月は上旬から、日本企業の決算発表が始まります。5/12には1日で1,000社以上の決算発表が予定されていて、株価に影響を与えることは間違いありません。
加えて、5/2、3でFOMC会合が予定されています(米国にGWは存在しません)。3月の米CPIは、5.0%上昇と9ヶ月連続で減少中。金融不安がまだ拭えない中で利上げするのか、しないのか。また、0.25%の利上げをしたとしても、議長の発言で終焉が見えてくるのか。それによって米国市場は大きく動き、日本市場も影響を受けます。
5月は、米国では「Sell in May and go away」(5月に売り逃げろ)という格言があるようです。5月に売り逃げるということは、5月まで上昇するからという意味だと思いますが、2023年も上昇してくれるのか。そして、その影響で日本市場も好調が続くのか。
今後も状況を注視しつつ、淡々と積み立てていきたいと思います。
終わりに
今回は、2023年4月の結果でした。