WEBライティングについて、
・資格は存在するのか
・資格が存在するとして、果たして必要なのか(意味があるのか)
ということについては、色々な意見があります。ただ、少なくとも副業等でWebライターを始めたい、という方にとっては、資格という証明が自信になることは間違いありません。
私は先日(2022年3月4日)、株式会社クラウドワークス(以下、クラウドワークス)が実施している、WEBライター検定3級に合格しました。試験を受けるにあたり学んだ内容は、以下のとおりWEBライティングをするうえで必須です。
- ライティング前に確認すべき2つのポイント
- 正しい文を書く
- 読みやすい文を書く
- 分かりやすい文を書く
今回は、このWEBライター検定の内容について説明します。また、公式発表では合格率が5%以下となっている、3級に合格するための方法をご紹介します。受験料は無料ですし、興味がある方は受験を検討してみてはいかがでしょうか。
・WEBライター検定は、クラウドワークス公式のスキル検定。3級は無料
・3級の講義動画は、WEBライティングをするうえで必須の事項。メモを取りながら見るべし!
・講義メモを見ながら受験すれば、3級の一発合格も難しくはない
WEBライター検定の概要
WEBライター検定について、まずは1級〜3級を表にまとめました。以下については、後述したいと思います。
- WEBライター検定とは
- 資格保有メリットについて
- 合格率について
1級 | 2級 | 3級 | |
受験方法 | Web | Web | Web |
受験日 | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
受験料(税込) | 25,000円 | 10,000円 | 無料 |
受験時間 | 2週間 | 1週間 | 制限なし(当日) |
出題形式 | 記述式 | マーク式、記述式 | マーク式 |
問題 | 3,000文字程度2記事を、構成案から作成 | 選択式10問、記述式8問 | 選択式50問 |
合格基準 | 不明 | 不明 | 不明 |
結果判明時期 | 2週間程度 | 2週間程度 | 試験終了後すぐ |
結果内容 | 採点結果、添削結果 | 採点結果、添削結果 | 合否結果のみ |
3級については、試験終了後すぐに結果が出ることもあり、次回受験できるのは、14日後となっています。
なお、1級と2級については、実際に私が受験したわけではないので、以下の記事を参照しています。
どちらの著者も、クラウドワークスのWEBライター関連でメンターをされているようです。WEBライター検定をきっかけに、活躍をされているみたいですね。
WEBライター検定とは
WEBライター検定は、クラウドワークス公式のスキル検定です。
企業が認定している資格で、世間一般で通用するものもあります。ただ、WEBライター検定については、あくまでクラウドワークス上でライティングの仕事を探すにあたり、有効になる(かもしれない)検定と考えて良いでしょう。
検定内容の監修は、Webマーケティング支援等を手がけている、株式会社グリーゼが行っており、教材や問題の提供、添削を行っています。
なお、クラウドワークスに会員登録(無料)していないと、受験はできません。
資格保有メリットについて
資格保有メリットとして、級ごとの説明はざっくり以下の内容です。
・1級:マーケティングの基礎知識を踏まえ、構成案の作成を含めた高品質な記事作成
・2級:構成案にもとづき、読み手の心を動かす文章を作成可能
・3級:WEBライティングの基礎的な知識がある
1級合格者については、株式会社グリーゼから、高単価のお仕事がスカウトで優先的に届くようになる、とされています。2級合格者、3級合格者については、文章スキルの証明になるという程度のようです。
仮に今後、3級を保持していることで仕事の依頼が来た際には、嬉々としてご報告します。笑
合格率について
合格率について。
3級に合格すると、クラウドワークスのプロフィールに、以下の表示がされます。そこには、合格率5%以下と表示されています。
例えば、公認会計士の合格率は、8%と言われています。両者の受験者レベルが異なることは理解しているつもりですが、この合格率5%というのは、受験した人間から見ると、ちょっと信じられない数字です。
確かに、簡単ではないです。ただ推測ですが、クライドワークスに登録して、無料だからと試しに受験した方が多いのではないかと思います。後述しますが、ご丁寧に無料の講義動画が公開されていて、試験時間は無制限です。資格試験だと思ってしっかり取り組めば、いまこの記事を読まれている方でも受かると思います。
1級と2級は、合格率が確認できませんでした。
これまた推測ですが、3級よりも合格率が高いと考えています。なぜなら、有料なので試しに受ける方はいないでしょうし、3級に合格できるレベルの方が受験するからです。ただ、それでも難しいのだろうとは思います。
WEBライター検定3級の講義動画
前段にも記載しましたが、WEBライター検定3級は、クラウドワークス公式の無料講義動画があります(限定公開のため、クラウドワークス内のリンクを張っています)。Chapterが27、合計で3時間44分とかなりのボリュームです。
ボリュームだけでなく、講義内容もしっかりしています。WEBライターを目指す、目指さないに関わらず、文章を書いて伝えるという行為は発生します。個人的には、無料でこの内容であれば、見ない理由はないと思います。
WEBライター検定3級の内容
冒頭にも記載しましたが、WEBライター検定3級の内容は、以下の4つです。
- ライティング前に確認すべき2つのポイント
- 正しい文を書く
- 読みやすい文を書く
- 分かりやすい文を書く
1つずつ、説明していきます。
ライティング前に確認すべき2つのポイント
実際に、文章を書き始める前段階で、意識した方が良い内容です。
・ターゲットを明確にすること
・目的を明確にすること
この2つが大切です。それ以外にも、執筆ガイドライン(執筆時の共通のルール)や、Webと紙でライティングの違いなどが説明されています。
正しい文を書く
インターネットやWeb媒体は、いまや大きな影響力があります。ひとつの表記ミスが、会社の存続を脅かすことも珍しくありません。その影響力を考えて、正しい文を書くことが必要です。
・文章を作成するうえで、参考にした情報が正しいか
・引用するうえで、著作権のルールが守られているか
・いま書いている文章は、日本語として正しいのか
といった内容を、意識する必要があります。また、上記のことをチェックすることが必要で、そちらを校正する、と言います。
読みやすい文を書く
Webページをパッと見て、読みづらいと感じたら、読者はページを閉じてしまいます。文章で何かを伝えるためには、最後まで読んでもらうことが大事です。
見出しや目次など、読みやすくする工夫をしましょう。
分かりやすい文を書く
Webサイトは書籍と比べて、分かりにくい文章は最後まで読んでもらえません。一文一義(ひとつの文で、ひとつだけ伝える)など、読者にとって分かりやすい文を心がけましょう。
WEBライター検定3級の勉強方法
何度か申し上げたとおり、3級の合格率は5%以下となっていますが、個人的には一発合格が十分に狙えると考えています(実際いけました)。私の場合、学習期間は1週間でした。実施したことはシンプルで、以下の3つです。
- 講義動画を、メモを取りながら視聴する
- 講義動画を見終わったら、メモを通しで見て復習する
- メモを見て分かりづらかったところは、対象の動画を見直す
メモを取ることをオススメしたい理由としては、実際に試験問題を解く時に見返しやすいからです。というより、1問ごとに確認していたと言った方が良いかもしれません。動画も試験中に、2,3本くらい見直しましたが、その場合もメモがあった方が、対象動画を見つけやすいです。
試験問題のうち、講義内容では分からずにネット上で調べた問題は、おそらく5問以下だったと思いますので、メモがあると有用ですし、今後ライティングをするうえでも役に立つと思います。例えば、上記で紹介した検定の内容ごとに、テキストファイルを用意しておいて、講義を聞きながらメモするのが良いと思います。
試験の問題集は存在しませんが、複数回受験された方のブログを拝見すると、同じ問題が順序を入れ替えて出題されているようです。
著者のなりしんさんが、作成されたオリジナル問題は、本番前の予行演習ができてありがたかったです。私も練習問題作ってみようかな。でももう覚えてない。笑
終わりに
今回は、クラウドワークスが行なっている、WEBライター検定について紹介しました。
3級合格の参考になれば幸いです。また、試験は受けなくても良いので、講義動画は見るのをオススメします。