【2024年3月】新NISA口座のインデックス投資結果

投資
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 2022年1月に、NISA口座としての積み立てを始めて、2年が経過しました。
 2024年からは新NISAがスタート。上限額も変わり、投資を始めた方が多いと聞きます。

 本記事は、1ヶ月ごとの積み立てや評価額の増減をウォッチして、インデックス投資が本当に増えていくのかを確認する内容です。インデックス投資も色々とありますが、私は国際分散投資をしています。

 3月は、半導体株の高騰や日米中央銀行の方針が概ね好感され、プラスとなりました。

この記事がオススメな方

・国際分散投資が儲かるのか、確認したい方
・「米国しか勝たん!」と思っている方。たぶん米国が勝ちます。笑

インデックス投資のアセット割合

 以下の割合で、インデックスファンドを購入しています。

アセット毎月に換算した購入額割合
国内株式66,666 円22.2 %
外国債券99,999 円33.3 %
外国株式99,999 円33.3 %
国内リート16,668 円5.6 %
外国リート16,668 円5.6 %
合計300,000 円100 %

 
 国際分散投資の場合、世界のGDP割合などをもとにお金を分散していくので、日本の割合は10%未満になりますが、私は日本に引きこもるので、国内資産を多く持つことにしました。

 もともとは国内債券を10%購入していて綺麗な数字だったのですが、そちらをやめたことでかなり中途半端な数字です。日本分は28%ほどです。

 2024年分に関しては、成長投資枠を一括投資、つみたて投資枠を積立投資(しかできませんが)にすることにしました。

 

一括投資枠

アセット購入額割合
国内株式320,000 円13.33 %
外国債券1,200,000 円50 %
外国株式480,000 円20 %
国内リート200,000 円8.33 %
外国リート200,000 円8.33 %
合計2,400,000 円100 %

 
 債券とリートはつみたて投資枠が使えないため、一括投資枠に入っています。割合は中途半端ですが、一括だと綺麗な金額になります。年初に一括投資をするのは今回のみの予定なので、来年は金額設定が面倒だな〜と。

 当初は、一括投資枠も毎月同じ金額を積み立てる予定でしたが、売り切れずに残っている日本の個別株や、米国の個別株、ETFが一定数残っていて、バランスが株式に偏っている状態です。

 そのため、債券とリートは一括投資して株とバランスさせ、株式は投信を毎月購入しながら、一方で個別株を整理することで、1年かけてバランスさせようと思いました。

 計算して改めて思いましたが、来年も一括投資で埋めた方がラクかなという気持ちも、少しあります。ただ、国の制度に合わせて投資額を無理をするのは本末転倒なので、おそらくやらないと思います。

 

つみたて投資枠

アセット毎月購入額割合
国内株式40,000 円40 %
外国株式60,000 円60 %
合計100,000 円100 %

 
 つみたて投資枠はつみたてNISAと同様、株式主体の投資信託しか購入できません。一説には「国が株式を購入して、そのまま放置してほしいから」という話もありますが、だとすると外国株式も規制しないといけないような気はします。しなくていいけど。

 まぁそれは余談として、国内株式と外国株式を、2つの枠に分けた買い方をしています。こちらは来年以降もそうなりますね。

 

投資結果(サマリー)

 期間は2024年3月1日〜2024年3月31日。合計の含み損益は16.29%プラスとなりました。先月からは6.70%プラスです。

積立額(円)2月評価額(円)3月評価額(円)月の増減(%)全体の増減(%)
国内株式880,1281,089,125,741,170,473,35+3.35+32.99
外国債券1,940,7642,047,924.622,073,785.37+1.33+6.85
外国株式1,576,6641,815,375.261,943,375,68+3.56+23.26
国内REIT333,537316,527.12334,933,98+5.26+0.42
外国REIT328,907348,100.94361,573.21+4.099+9.93
合計5,060,0005,617,053.685,884,141.59+6.70+16.29
各資産の積立額、評価額と増減


投資結果(2024年1月〜2024年3月の推移)

 続いて、年初からの推移です。

積立額と時価総額の推移

 積立額は、一括投資後の1/7をスタートとして、毎月10万円ずつ増えていきます。

全資産の積立額と評価額


 3月は、2023年はSVB倒産等があり下がっていました。今回も途中まで少し怪しかったですが、日本の事情で上がっていきました。

各アセットの損益

 各アセットの損益グラフです。
 国内債券については、仮に買っていたらというシミュレーションです。

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 全体は黒線で、無駄に太いやつです。
 今回はすべて上昇しているのですが、国内リートが一気にプラスまで来ました。

 先月、「リートが上がっていくためには何かが足りない」と書いていたのですが、何かが来たとも言えますし、現状ではよく分からないです。

米国市場は引き続き半導体株が上昇

 米国は、ダウが2.1%高、ナスダックが1.8%高と続伸しました。

 2月の勢いをある程度引き継いだうえで、利益確定売りとのせめぎ合いに。雇用統計は少しインフレ鈍化を示したことに加え、3/6、7のFRB議長証言が想定どおりだったこともあり、上昇しました。

 その後、米CPIは前年同月比3.2%上昇と市場予想(3.1%)を上回り、長期金利が上昇したものの、先月と同様に半導体株が上昇し全体を支えました。

 そしてFOMC。FOMC前は少し売られていましたが、政策金利見通しが2024年末で4.6%(現在5.5%)と据え置かれたため、市場が想定するとおりの利下げがされるだろう、ということで上昇。

 3月は今後に向けて良い流れ、という感じの終わり方でしたが、いま執筆している時点(4/20時点)ではこの後下がることも分かっていて、改めて難しいものだと感じます。4月末にはどうなっているのか。静かに見守りたいと思います。

日本は日経平均が4万円超え。マイナス金利は解除

 日本市場は、3.1%の上昇。
 日経平均は4万円を超え、上値を追う展開に。

 3月の春闘は、連合の3回目の集計で5.24%(定期昇給分込み)と、5%プラスとなる見込みで過去最高水準。その回答をうけ、日銀の金融政策決定会合でマイナス金利の解除が決まりました。賃金がまだ上昇していないこともあり、まだ早いのではという見方がありましたが、しばらくは金融緩和が継続されるという市場の見込みから、下落していくことはありませんでした。

 大きな影響を受けたのは国内リート。3/10には-6.1%マイナスでしたが、3/24には1.5%プラスに。月末にかけて下がりましたが、プラスで終了。個人的に月末がプラスだったのは、2023年8月末以来です。

 金利が上がるという期待、だけではないと思いますが、方針1つでプラ転するわけですから、ある意味恐ろしいものだと感じます。

 直近で、高値への違和感を書いてきました。3月も少し下げる場面がありましたが、会合後に上がっていき、3月末時点では勢いが続いている雰囲気でした。このときには「いつかは下落すると思うけど、どのタイミングかは分からない」と私も思っていました。

 執筆時点(4/20時点)で、日経平均は37,000円近辺まで下がっています。3月末時点では想像できませんでした。

 私の想像などはどうでもいいのですが、米国、日本ともに、執筆が遅れたことで色々と状況が変わりました。3月末と現在では状況が変わっていますが、どちらにしても踊らされることなく、淡々と積立したいと思います。

 

終わりに

 今回は、2024年3月の投資結果でした。

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