今年、NISA口座としての積み立てを始めました(祝・10回目)。
1ヶ月ごとの積み立てや評価額の増減をウォッチして、インデックス投資が本当に増えていくのかを確認する記事です。インデックス投資も色々とありますが、私は国際分散投資をしています。
10月は、第3四半期決算で一喜一憂し、長期金利とFRBの動向に左右されながらも、終わってみれば株式市場が1ヶ月で約14%上昇。投資結果も再びプラスとなりました。
・国際分散投資が儲かるのか、確認したい方
・「米国しか勝たん!」と思っている方。たぶん米国が勝ちます。笑
インデックス投資のアセット割合
以下の割合で、インデックスファンドを購入しています。
アセット | 毎月購入額 | 割合 |
国内株式 | 20,000 円 | 20 % |
外国債券 | 30,000 円 | 30 % |
外国株式 | 40,000 円 | 40 % |
国内リート | 5,000 円 | 5 % |
外国リート | 5,000 円 | 5 % |
合計 | 100,000 円 | 100 % |
国際分散投資の場合、世界のGDP割合などをもとにお金を分散していくので、日本の割合は10%未満になりますが、私は日本に引きこもるので、国内資産を多く持つことにしました。
5月頭に国内債券を売り切って、日本分は25%です。
投資結果(サマリー)
期間は2022年10月1日〜2022年10月31日。合計の含み損益は+2.32%となりました。先月からは+4.79%です。
積立額(円) | 9月評価額(円) | 10月評価額(円) | 月の増減(%) | 全体の増減(%) | |
国内株式 | 200,000 | 173,279.15 | 205,265.67 | +6.37 | +2.63 |
外国債券 | 300,000 | 271,703.43 | 310,390.07 | +2.83 | +3.46 |
外国株式 | 360,000 | 308,328.46 | 366,528.85 | +5.46 | +1.81 |
国内REIT | 50,000 | 44,884.47 | 50,709.50 | +1.68 | +1.42 |
外国REIT | 50,000 | 40563.89 | 49,334.32 | +8.53 | -1.33 |
合計 | 960,000 | 838,759.40 | 982,228.41 | +4.79 | +2.32 |
投資結果(2022年1月〜10月の推移)
続いて、年初からの推移です。
積立額と時価総額の推移
積立額は、毎月10万円ずつ増えていきます。
ただ、5月に40,000円積み立てた国内債券を売り切ったため、キリの良い数字にはなりません。
積立額と比較し、時価総額がどのように変化するか、グラフで確認してみます。
先月の大幅下落を受けて、値頃感が出てきていたのかもしれません。
各アセットの損益
各アセットの損益グラフです。
全体は黒線で、無駄に太いやつです。
10月中旬から回復しているのは、やはり金利にかかる影響なんだろうと思います。
金利に左右される毎日
10月の米国市場は、マーケットニュースが各企業の第3四半期決算を除くと、金利の変動に関する関することばかりで、金利に左右される毎日であった気がします。当月にFOMCがなかった、というのもあるのかもしれません。
そんな中、10/22に米国の大手経済新聞が、FRBが12月利上げ幅縮小を協議すると報じました。その結果、米長期金利も低下、ダウは同日に748.97ドル高となりました。
市場参加者の金利見通し予想も、12月に0.25%の利上げがされた後、2023年は利上げがされない、むしろ途中から利下げが行われるという期待がされ、株価が好調に推移していました。
各企業の第3四半期決算もなかなか好調で、市場も少し強気になりかけていたような気がしますが、最終週に待ったがかかります。
GAFAM決算とS&P500
10月最終週に、GAFAMの第3四半期決算が発表されました。
景気減速や、為替等の影響を受けた決算が好感されず、市場全体の株価を下げる原因となりました。5社の中で、アップルとマイクロソフトは増益、アルファベット、メタ、アマゾンの3社は減益。増益であったマイクロソフトもガイダンスが市場予想を下回り、最後の砦であったアップルが何とか持ちこたえた、という感じでした。
減益となった3社は、コロナ需要等に対応するため従業員数を増加したことが、主な原因となっているようです。
先日、メタが全社員の13%にあたる1.1万人の人員削減を発表し、株価が急上昇したように、対策は取っているようですね。その1.1万人はどこへ行くのか…という思いはありますけれど。
よく言われることですが、S&P500は、GAFAMの5社が高成長を支えていて、残りの495社の利回りは、TOPIXのそれと大差ないそうです。GAFAMの不調もあってか、10/31時点で、S&P500は 3,871.98 と、年始の 4,796.56 から約19%下落しています。
今後2、3年くらいで、GAFAMがS&P500から陥落することはないのでしょうが、いまは絶対安泰と思われる5社も、いずれはそうなるかもしれないと考えると、分散は大事だなと思います。なんてベタな感想だ。
終わりに
今回は、2022年10月の結果でした。
2022年11月は、FOMC会合、米国のCPI、中間選挙と変動要素が多い月です。
地道に投資を継続しつつ、見守っていきたいと思います。